初心者におすすめの資産運用とは?

2022.12.09不動産クラウドファンディング

「資産運用に興味はあるけど、何をすれば良いか分からない…」という方は多いもの。

資産運用とは、あなたが持っているお金(資産)を、投資(運用)によって効率的に増やしていくことです。
近年は「老後2,000万円問題」などが社会的な注目を集めている中、同時に資産運用も注目されつつあります。

とはいえ、資産運用には様々な方法があり、初心者の方に適したものとそうでないものがあるのも事実です。

本記事では、初心者の方におすすめの資産運用を5つ厳選しました。

初心者におすすめの資産運用5選

①投資信託

投資信託は「投資の第一歩」とも言われており、初心者の方でも比較的簡単に始めることができます。

 

①投資信託

そんな投資信託は、以下の4つのメリットにより人気を集めています。

1.少額から投資できる

日本株投資では数十万円~数百万の資金が必要になってしまうため、投資初心者の方にとっては大きなハードルとなっています。

しかし、投資信託なら1,000円程度から始められる商品も多く、中には100円から始められる金融機関や商品もあります。

 

2.手間や時間を省くことができる

「投資」と聞くと毎日チャートを見て、売買のタイミングを見極める必要があるというイメージがあるかもしれません。

 

しかし投資信託の場合、比較的少ない手間で投資を始めることができます。

投資信託では毎月積み立てる「積立投資」という方法が人気で、購入時に一度設定すれば定期的に自動で買い付けを行ってくれます。

そのため、仕事や育児などが忙しい方にもピッタリです。

 

3.簡単に分散投資できる

投資信託は様々な資産(株式や債券など)や地域に分散して投資をしているため、少額でリスク分散をすることができます。

例えば、資産分散型の投資信託では先進国株式と先進国債券、不動産(REIT)を組み合わせることも可能です。

 

4.プロが代わりに運用してくれる

投資信託では、投資家からの資金をまとめて運用会社(資産運用のプロ)が投資をしてくれます。

そのため、投資家自身がどの株式を買えば良いか、数百社を調査する必要もありません。

 

②不動産投資型クラウドファンディング

「クラウドファンディング」とは、インターネットを通して不特定多数の人から少額ずつ資金を調達する仕組みのことです。

クラウドファンディングはその手軽さから、近年新たな投資手段として人気が高まっています。

 

②不動産投資型クラウドファンディング

そして不動産投資型クラウドファンディングは、投資家から資金提供を受け、その資金を基に物件を購入・運営するクラウドファンディングです。

 

本来、不動産投資では数千万円規模の資金や大量の書類手続等が必要となります。

ですが、不動産投資型クラウドファンディングでは1万円程度から少額投資ができる上、手続きもシンプルなため、投資初心者でも簡単に資産運用を始めることができます。

 

③ロボアドバイザー

ロボアドバイザーとは、人口知能などを活用して、自動的に投資先を選んでくれるサービスです。

簡単な質問に答えるだけで投資する商品の決定・運用までしてくれるため、投資初心者の人気を集めています。


ここでは、ロボアドバイザーの選び方のポイントを4つ解説していきます。

1.投資一任型か、アドバイス型か

投資一任型とは、入金したら運用は全てロボアドに任せることができるタイプになるため、初心者の方におすすめです。
アドバイス型は、あくまで投資先を助言するタイプのため、投資するかどうかは投資家自身が決定します。

 

2.最低投資金額

サービスによって、最低投資金額は大きく異なります。

主要サービスでは1万円から10万円である場合が多いので、まずは10万円程用意できると良いでしょう。

 

3.運用手数料

運用手数料は平均して1%前後となっています。

投資経験者からすると高いと感じてしまいがちですが、1%の手数料で全てを任せられるのであれば許容範囲と言えるでしょう。

 

4.自動積立機能の有無

自動積立機能があれば、毎月の指定日に自動で買い付けを行ってくれます。

ロボアドにはこの機能がある場合とない場合があるので、しっかり確認しましょう。

 

4.自動積立機能の有無

 

④ポイント運用・ポイント投資

ポイント運用やポイント投資では、買い物などで貯まったポイントを使って投資することができます。
ここで混合しがちな2つをしっかり区別しましょう。

ポイント運用の場合、保有しているポイントをポイントのまま投資するため、利益を現金で受け取ることは出来ません。

反対に、ポイント投資の場合は、貯まったポイントを現金化し、実際の株式などの買い付け代金に充てるため、利益も現金になります。

どちらも元手として現金を用意する必要が無いため、初心者の方にとっても始めやすいでしょう。

 

⑤ミニ株(単元未満株)

日本株では「単元株」という制度があり、基本的には100株単位でしか投資ができません。

そのため1株1,200円の株式であれば、100株の12万円が必要となります。


しかし、ミニ株の場合は1株から取引を行うことができるので、少額での投資が可能になります。
また、アメリカ株では単元株制度が無いため、アメリカ株も初心者の方にとっては始めやすいでしょう。

 

【初心者向け】資産運用を選ぶ3つのポイント

ここからは、資産運用を選ぶ際にポイントとなる点を3つ解説していきます。

 

①リスクとリターン

投資では、リスクとリターンの関係性を理解する必要があります。

一般的には「ハイリターンな商品はハイリスク」、「ローリターンな商品はローリスク」という関係性になります。

 

そのため、大きな利益を得たい場合はリスクの高い商品に投資する必要があります。

リスクが怖いからと言って、リスクの低い商品にばかり投資をしていても、わずかな利益しか獲得できません。

そのため、あなたが「どれくらいのリスクを許容できるか」を明確にし、投資商品を選ぶようにしましょう。

 

目安として、先述した5つの資産運用は以下のようなリスクとなります。

投資信託:商品によってローリスク~ハイリスクまである。

不動産クラウドファンディング:ミドルリスク

ロボアドバイザー:投資スタイルによってローリスク~ハイリスクまである。

ポイント投資:ローリスク

ミニ株:個別株の値動きなのでミドル~ハイリスク

 

②運用期間

投資期間として、「短期投資」と「長期投資」の2つに分けられます。


短期投資の場合、毎日チャートを確認して売買のタイミングを見計らう必要があるため、投資初心者の方にはおすすめできません。

 

長期投資は、数年~数十年投資し続けるスタイルです。

長期投資では運用で得た利益を再投資し、雪だるまのようにどんどん資産が大きくなっていく「複利効果」というものを味方に付けることができるので、初心者の方にもおすすめです。

 

③運用コスト

どんな商品に投資するのであれ、運用コストはなるべく下げられると良いでしょう。

「塵も積もれば山となる」という言葉があるように、わずか数%の手数料の差でも、長期的に見ると大きな費用になってしまいます。

 

投資信託では手数料が0.1%程の商品を選ぶようにしたり、手数料が無料の不動産投資型クラウドファンディングを選ぶなど工夫しましょう。

 

【まとめ】投資初心者におすすめの資産運用

本記事では、投資初心者の方におすすめの資産運用5選と、選び方を解説してきました。

最後に、各項目をまとめます。

 

資産運用おすすめ5選

①投資信託

②不動産クラウドファンディング

③ロボアドバイザー

④ポイント投資

⑤ミニ株

 

選び方3つのポイント

①リスクとリターン

②運用期間

③運用コスト

 

この記事の内容も参考に、まずは少額でも資産運用に挑戦してみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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タグ : 初心者 資産運用
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