理解しておきたいマンション投資におけるリスクとメリット

2022.09.08不動産クラウドファンディング

理解しておきたいマンション投資におけるリスクとメリット

近年、人気の高まっている不動産投資の中でも、今回は「マンション投資」について、ご説明します。

 

本記事では、マンション投資におけるリスクとメリットを解説します。

 

マンション投資のメリット

マンション投資のメリット

金融投資と比較しリスクが低い

株式やFXなどの金融投資は、倒産により価値がゼロになってしまったりレバレッジにより多額の損失を被ってしまったりするリスクがあります。

マンション投資の場合は、実物資産であるため、価値が完全にゼロになってしまうことはありません。

空室がなかなか埋まらず想定通りの家賃収入を得ることができない、物件が値下がりしてしまうなどのリスクはあるものの、投資資金が全額棄損してしまうか恐れがあるか否かという点では、金融投資と比較するとややリスクが低い投資であると言えるかもしれません。

 

安定収益を得ることができる

マンション投資によって得られる収益には、以下の2つがあります。

  • マンションを売却することによって得られる売却益である「キャピタルゲイン」
  • 家賃収入など毎月得ることのできる収益である「インカムゲイン」

このうち、マンション投資のメインの収益は多くの場合、インカムゲインであるため、毎月一定の収益を安定して得ることができます。

 

管理・運用を管理会社に委託することができる

マンション投資では、入居者の対応や物件の管理を自分で行うこともできますが、管理会社に任せることもできます。

管理会社の選定には注意が必要ですが、信頼できる管理会社に委託した場合には、比較的手間をかけることなく、安定した収益を得ることが期待できます。

 

マンション投資のリスク

マンション投資のリスク

空室リスク

インカムゲインが主な収益源となるマンション投資では、マンションに空室が出てしまい家賃収入が減少してしまうリスクについて、気にかけておく必要があります。

空室期間が長ければ長いほど、家賃収入は減少してしまいますし、場合によっては物件を手放さなければならなくなることもあります。

地域のニーズや物件の価値、周辺環境など、さまざまなことを考慮し、なるべく空室リスクの低いと思われる物件を購入するようにしましょう。

 

経年劣化・災害・事故などのリスク

マンションに限らず、不動産は経年劣化していくため、修繕費用を用意しておく必要があります。

中古マンションを購入した際には、マンションの築年数によっては想定よりも早く修繕が必要となることもあります。

 

また、自然災害や事故の発生などにより、物件が損害を受けてしまうこともあります。

その場合も、修繕費が必要となったり、時には、賃貸物件としての運用に支障をきたしてしまったりすることもあります。

 

収益悪化の要因となってしまうこれらのリスクについても、マンション投資を始める前に認識しておきましょう。

 

マンション購入に高額な予算が必要

マンション投資をするためには、運用するためのマンションをまず購入する必要があります。

マンションを購入する際には、ローンを活用することもできますが、それでもある程度の自己資金は必要です。

マンション投資は、自己資金とローンを合わせて、高額な予算が必要となる投資であることを認識しておかねばなりません。

 

おわりに

このように、マンション投資にはさまざまなメリットと同時に、リスクもあります。

空室リスクや経年劣化・災害・事故リスク・購入時の予算など、リスクの多くに備えるためには、十分な計画と資金が必要です。

このような点に対して抵抗を感じる方は、不動産投資の入門編として、不動産クラウドファンディングから始めてみるのも一つの考え方です。

まずは、少額の資金で投資ができ、実際の不動産の購入や運用はプロに任せることが可能な不動産クラウドファンディングから投資を始めて、いろいろと知識や経験を積んだうえでマンション投資へ手を広げていく、という投資の進め方も現実的かもしれません。

 

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タグ : マンション投資 リスク
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