ソーシャルレンディングのリスク|危険性と対処法を解説

2022.11.25不動産クラウドファンディング

クラウドファンディング投資ってなに?

「最近ソーシャルレンディングってよく聞くんだけど、いまいち仕組みがよくわからないなぁ…」「クラウドファンディング投資って融資だったり不動産だったり株式だったりいろいろあるのは知ってる!」など、雑誌やメディアでも少しずつ見聞きする機会が増えてきたクラウドファンディング投資。

クラウドファンディング投資には融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)、不動産投資型クラウドファンディング、事業投資型クラウドファンディング、株式投資型クラウドファンディング、寄付型クラウドファンディングなど多数存在します。

その中でも今、様々な事業者が参入し新たな投資ジャンル・投資先として注目されているのは、融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)と不動産投資型クラウドファンディングです。

それでは人気の理由を探ってみましょう!

 

融資型(ソーシャルレンディング)と不動産投資型を比較してみよう!

融資型と不動産投資型。事業者のウェブサイトに行ったことがある方はわかるかもしれませんが、ウェブサイトからの情報では“パっと見”どちらも同じようなサービスに見えてしまいますよね。それはウェブサイトに掲載している投資対象の情報が【募集総額】【運用期間】【利率(利回り)】【最低投資額】など、表面に見える情報がほとんど一緒だからです。では、融資型と不動産投資型の違いってなんでしょうか?

融資型(ソーシャルレンディング)と不動産投資型を比較してみよう!

 

融資型(ソーシャルレンディング)と不動産投資型を比較してみよう!

融資型の融資(貸付)タイプの利回りは基本的に固定となりますが、ファンドによっては担保や保証が付いているものがあり、最低投資額が低く設定されているものも多く気軽に投資できるのが特徴と言えます。リスクとしては中途解約ができず、ファンド毎に異なる貸付先の状況の把握が難しいこと ※ が挙げられます。

不動産投資型はキャピタルゲイン(売却益)タイプであれば、予定利回りを上回る配当を受け取ることもあり、また不動産投資型では優先劣後スキームにより劣後出資者である運営会社が先に損失を負担する仕組みとなっているのが特長と言えます。また中途解約ができるものもあり、投資対象は現物の不動産物件となるため現物を吟味して投資することが可能です。 

不動産投資型では投資先が不動産となるので物件の詳しい情報(概要・構造・状態など)は投資前に事前に知ることができます。 優先劣後スキーム、そして物件情報の詳細を知ることができるのは不動産投資型ならではのメリットの一つとも言えます。 

※近年、融資型では貸付先が匿名となっていたため、問題が発生した際に実態を把握できないことで問題が発生しました。この問題を受けて2019年3月に金融庁から匿名化解除が発表されましが、現状はファンド毎に公開非公開が混在しており完全解除にはまだ至っていません。

 

融資型・不動産投資型の特徴を理解して、自分にあった“クラファン”投資をしよう!

これまで見てきたように融資型、不動産投資型の特徴やメリット・デメリットで違いはあるものの、どちらの“クラファン”投資でも魅力はいっぱいということがご理解いただけたのではないでしょうか?

多くの方は融資型、不動産投資型どちらにも投資する(している)方が多いとは思いますが、忙しくてもオンラインで少額から気軽に投資できるのはクラウドファンディング投資ならではの魅力です。

株式投資やREITのように値動きもなく、また現物不動産のように管理の手間もなくどんな投資スタイルにも合わせる事ができる自由度が高い新たな投資ジャンル、それが“クラファン”投資と言えます。

あなたのスタイルにあった投資を始めてみてはいかがでしょうか?

TECROWDの不動産クラウドファンディング

タグ : ソーシャルレンディング リスク
The following two tabs change content below.

TECROWD運営事務局

TECROWD(テクラウド)は海外に投資ができる不動産クラウドファンディングのサービスを提供しています。 TECROWD(テクラウド)が運営している「TECROWDコラム」では、不動産クラウドファンディングに関する情報を発信していきます。