【ウクライナプロジェクト】児童絵画贈呈プロジェクト

2022.11.28ファンドレポート

TECROWD(テクラウド)では現在ウクライナに復興住宅を建築し寄付を行う寄付型クラウドファンディングのウクライナ復興住宅支援プロジェクトを実施しております。

今回は、2022年秋に実施しておりました「日本ウクライナ児童絵画贈呈プロジェクト」についてご紹介いたします。

児童絵画贈呈プロジェクト概要

第一回の寄付型プロジェクトとなりました、ウクライナ人道危機 緊急支援&仮設住宅建築支援プロジェクトの寄付実施と並行して、日本の子どもたちが描いた絵をウクライナの子どもたちへ届けるプロジェクトを実施いたしました。

日本の子どもたちは、世界で起きている戦争の様子を知り、ウクライナの子どもたちが将来様々な職業に就く夢が持てるようにと様々な職業の大人の絵を描き、ウクライナへエールを送りました。

寄贈先

避難民の母子家庭親子(ザポリージャ州出身)への寄贈

母親からのコメント

私たちはザポリージャ地方のオリヒウ市からの移民です。 2月24日まで、私たちは普通の生活を送っていました。しかし、私たちの生活は一変しました。街が絶え間なく砲撃を受け、すべての通信や幼稚園が破壊されました。娘が1年生として通うはずだった学校も破壊され、私は家を出なければなりませんでした。さらに 5 月 2 日、別の悲劇が起こりました。子供の父親は、ハリコフ地域で兵役中に死亡したのです。 私たちはチェルニウツィーで多くの親切な人々に会いました。 仮設住宅に住む機会や絵のプレゼントありがとう!私たちは信じられないほど幸せです!どうもありがとうございます。

親子が暮らしていた避難民寮の同室の子ども

チェルニフツィ州評議会(日本の県議会に相当)

チェルニフツィ州・ヴィザニツィア町の町長からのコメント

日本からの支援に心から感謝しています。日本人は穏やかで柔らかい人々という印象です。日本との距離はとても遠いですが、本当にありがとうございます。今後は、自治体の中でも生活の苦しい避難民家族に文化面での協力や、住宅の提供を継続してもらえると嬉しいです。避難民には、まだ生計を立てられない人も多いですから。

 

寄贈の様子は、チェルニフツィ州評議会の公式FBページでも取り上げられました。

チェルニフツィ市中央病院

ウクライナの子どもたちからのお返しの絵画

マカリウ第2中学校

ウクライナの小学校の生徒たちが本プロジェクトに呼応するように絵を描いてくれました。年齢は6歳から8歳までです。

最後に

本プロジェクトを実行した当社グループ板野からのコメントをご紹介いたします。

写真一番右:板野

(板野)日本とウクライナを繋ぐ絵のプロジェクトは、文化交流面でチェルニフツィ州評議会(日本の県議会に相当)をはじめ、避難民の子どもたちまで多くのウクライナ人の方々に喜んでいただく事ができました。ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。

特にウクライナ東部で戦火を体験した子どもたちは、大きな物音を聞くとおびえてしまったり、今も空襲警報を聞くと身体が硬直してしまうなどの心的影響を受けた子たちが少なくありません。その中で絵を見たり、絵を描いたりする事は、子どもならではの集中力を発揮する時間になるようで、少しでも戦争の事を忘れさせる力があるようです。

今回、全ての絵の写真が撮影できたわけではありませんが、全ての絵をウクライナ側に寄贈させていただきました。現在は首都キーウの激戦地となったブチャ地区へも、一部の絵を贈呈させていただく準備をしております.復興住宅支援だけでなく、このような文化的な復興支援も進めていきたいと考えております。今後も温かく見守っていただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

TECROWD(テクラウド)では、ウクライナ復興住宅支援プロジェクトについて支援金の寄付を受け付けております。

皆様からの温かいご支援をお待ちしております。

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