投資型クラウドファンディングの種類|不動産投資型・融資型・株式投資型
2022.10.21不動産クラウドファンディングクラウドファンディングとは、インターネットを通じて不特定多数の投資家から資金調達を行う方法で、最近はクラウドファンディングを利用した投資も盛んに行われるようになってきました。
投資家は、投資型クラウドファンディングを行い、クラウドファンディング事業者から金銭やサービスなどのリターンを得ます。
本記事では、投資型クラウドファンディングの種類をご紹介します。
不動産投資型のクラウドファンディングとは?
不動産投資型クラウドファンディングとは、投資家から資金を集めて不動産に投資を行い、得られた利益の一部を投資家に分配する仕組みのことを指します。
現物不動産投資のように多くの資金は不要で、少額で始められる点が特徴です。
メリット
不動産投資型のクラウドファンディングは、国が定めた「不動産特定共同事業法」に則って行われるため、安心して投資を行うことができます。
また、先述の通り、現物不動産を購入するよりも小額で出資することができるため、初めての方でも取り組みやすいクラウドファンディングだと言えます。
運用期間は案件によりさまざまですが、最近は各クラウドファンディング事業者の工夫や努力により、利回りが高いファンドが増えつつあります。
注意点
不動産投資型に限りませんが、投資型クラウドファンディングにおける注意点は、元本割れのリスクがあることです。
市場の暴落などにより対象となる不動産の価値が下落した場合は、得られる利益が減るだけではなく、元本割れを起こす可能性があります。
融資型のクラウドファンディングとは?
融資型のクラウドファンディングは、投資家から調達した資金を資金需要者に貸し付け、得られる金利収入の一部を投資家に分配する仕組みのことです。
メリット
一般的な融資型のクラウドファンディングは、期間設定が3ヶ月から1年程度に設定されているため、比較的短期間で運用することができます。
また、値動きやニュースなどを確認する必要が無いため、時間や手間がかからない点もメリットと言えます。
注意点
融資型クラウドファンディングの配当や元本償還の原資は、事業者が資金需要者に貸し付けたお金の金利が約束どおり支払われるか、元本が返済されるか、によります。資金需要者が倒産した場合は、全く元本償還がされない可能性もありますので注意が必要です。
株式投資型のクラウドファンディングとは?
株式投資型のクラウドファンディングとは、投資家から集めた資金で、ベンチャー企業やスタートアップ企業といった、創業後間もない企業が発行した未公開株などを購入し、将来その株式を売却した際に得られる利益の一部を投資家に分配する仕組みのことです。
メリット
株式投資型のクラウドファンディングにおけるメリットには、ベンチャー企業やスタートアップ企業の未公開株を購入できることが挙げられます。
将来、上場した際の値上がり益、売却益が大きく膨らむことが期待できます。
注意点
株式投資型のクラウドファンディングは高い利回りが期待できる一方、投資の判断が難しい投資であると言えます。
株式を発行した企業が提供するサービスの将来性や、上場までの期限が不透明であることが多いため、ハイリスク・ハイリターンな投資方法だと言えます。
おわりに
本記事では、投資型クラウドファンディングの種類をご紹介しました。
投資型クラウドファンディングには「不動産投資型」「融資型」「株式投資型」の3種類があり、それぞれに上記のようなメリットや特徴があります。
- を購入する企業の入念なリサーチが必要
それぞれの型の特徴を理解し、自分の余裕資金の状況や運用に回せる期間等を考えたうえで、どのタイプのファンドに投資するか決めるようにしましょう。
TECROWD運営事務局
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