【公式見解】「インターネット上の「TECROWD」へのご懸念に対する当社見解

2025.11.05不動産クラウドファンディング

TECROWD(テクラウド)は、少額から始められる不動産クラウドファンディングとして、多くの方にご利用いただいております。しかし、インターネット上では「TECROWD 怪しい」といったキーワードで検索されることもあり、それによりご不安を感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

本稿では、TECRA株式会社として、お客様が抱えるさまざまな疑問やご不安に対し、当社の公式な見解を詳しくご説明させていただきます。当社は、「怪しいのではないか?」といったご懸念に真摯に向き合い、誠実な情報公開を通じて、お客様に安心してご利用いただける環境づくりを目指しております。

TECROWDが健全かつ透明性の高い事業運営を行っていることについて、その根拠を一つひとつ丁寧にご説明し、お客様に安心して投資をご検討いただけるよう、誠心誠意お伝えしてまいります。

なぜ「怪しい」という声が生まれるのか?その背景と当社の認識

当社は、「高利回り」を謳う投資商品に対して警戒心を抱かれるのは、ごく自然なことだと認識しております。過去に発生した悪質な詐欺事件の存在や、海外不動産という馴染みの薄い分野であることが相まって、「怪しい」という漠然とした印象に繋がる場合もあると考えております。

こうした不安や誤解を生む最大の要因は、投資家の皆様と事業者との間に生じがちな「情報の非対称性」にあると、当社は捉えております。この情報の壁を取り払い、正確かつ誠実な情報をお客様にお伝えすることこそが、すべての誤解を解き、信頼関係を築くための第一歩であると考えております。

TECROWDの「信頼性」と「透明性」を支える5つの根拠

当社が健全な運営を行っていることについては、以下の事実を通じてご確認いただけるかと存じます。

  1. 厳格な法的遵守:当社は、国土交通省所管の不動産特定共同事業法に基づき、厳格な審査を経て許可(神奈川県知事 第12号)を取得しています。これは、当社の財務状況や社内体制が公的な基準を満たしていることの証であり、現在も定期的に所管官庁へ事業報告を行っています。
  2. 安定した財務基盤と確かな成長実績: サービス開始以来、累計調達額は500億円超、償還額も200億円超に達し(2025年9月時点)、配当遅延・元本割れは一度も発生していません。2025年4月期決算では、売上約77億円、経常利益約4.7億円を計上するなど、安定した財務基盤を維持しています。
  3. 経験豊富な経営陣による指揮: 経営陣は、代表取締役社長の新野博信をはじめ、不動産、金融など各分野で長年の経験と実績を積んだ専門家で構成されています。
  4. 徹底したリスク対策と投資家保護の仕組み: 万一損失が発生した場合、まず当社他の劣後出資分から損失を負担する優先劣後方式(*1)を採用しています。

また、海外案件においては金銭の授受はすべて円建てで行っており、投資家様が為替変動の影響を直接受けることがないようにしております(*2)。

さらに、賃貸物件に関しては、入室状況に関わらず一定の賃料を受け取る「マスターリース方式」を基本的に採用しており、安定した収益確保を図っています。

*1 劣後出資額を上回る損失が出た場合は、優先出資が棄損する可能性があります
*2 予測を大きく上回る為替変動が生じた場合等は影響を受ける可能性があります

  1. 投資家への定期的な情報開示: 当社は、情報の透明性を確保することを最優先に考え、ファンドに関する詳細なリスク情報に加えて、ファンドの収支状況について報告する財産管理報告書や建設現場の写真を添えたファンドレポートを定期的に公表しています。

【公式見解】一部メディア報道について

先日、カザフスタンの償還済みファンドに関して、当初の計画通りに建物が建設されなかったことが報じられました。これは、投資家の皆様の利益確保を最優先に検討した結果、当初の計画を変更し、建物の建設を行わずにプロジェクト自体をカザフスタン現地のデベロッパーに売却したものであり、通常の不動産取引の一環であると認識しております。

ただし、計画変更に関するご説明や一部レポートの記載内容に不十分な点があったことは事実であり、本件につきましては真摯に受け止めております。今後は、より正確かつ丁寧な情報開示に努めてまいります。

高利回りはなぜ実現できるのか?TECROWDのビジネスモデル

当社ファンドの高利回りを実現している背景として、社会的ニーズが高い障がい者向けグループホームやデータセンターといった、専門性の高いノウハウが求められるオペレーションを付加した物件を中心に開発し、高い収益性を確保している点が挙げられます。

結論:ご懸念に対して誠実に向き合い、信頼を築くために

本稿でご説明した通り、TECROWDは、不動産特定共同事業法に基づく厳格な法的遵守、安定した財務基盤、徹底したリスク管理、そして積極的な情報開示を通じて、健全な事業運営を行っております。

私たちは、「怪しいのではないか?」というご懸念に対しても誠実に向き合い、真摯な情報公開を継続しながら、投資家の皆様に安心してご利用いただけるサービスを提供し、資産形成を全力でサポートしてまいります。

TECROWDの不動産クラウドファンディング

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