【写真付き】モンゴル郊外の高級レジデンス開発 │ エデルモンテ・プロジェクト解説

2026.10.09ファンドレポート

スフバートル広場 写真
モンゴル首都ウランバートル中心地 スフバートル広場

はじめに

TECROWDでは、モンゴル・ウランバートル郊外で進む「Edelmont(エデルモンテ)プロジェクト」を対象に、2025年5月の81号からファンドを組成してきました。これまでの4ファンドはいずれも満額で募集を終え、運用中です。

このたび第5弾として、マンションC棟を対象とする「TECROWD104号ファンド「Mongolia Premium Residence『Edelmont』#05」」を情報公開いたしました。本コラムでは、当社・TECRA株式会社がモンゴルで開発を続ける理由と、プロジェクトの概要、最新の工事状況について、写真とともに紹介します。

1. モンゴルの不動産ビジネスのポテンシャル

1-1. 社会主義から民主化へ――成長を続ける資源国

モンゴルは、日本の約4倍の国土に約359万人が暮らす国です。1990年の民主化を経て市場経済へ移行し、石炭や銅などの豊富な地下資源を背景に高い経済成長を続けています。一人当たりGDPは約6,898米ドル(2024年・外務省)で、これはASEANの中でも成長著しいベトナムやフィリピンを上回る水準です。若い世代が多く、今後の経済成長を支える「人口ボーナス期」にあるとされています。

住まいへの意識が高い国民性

社会主義時代は住宅は国が割り当てるもので、個人が自由に売買できる不動産ではありませんでした。1997年から2004年にかけて国有アパートのほぼすべてが民営化され、多くの人がこのときに初めて「自分の家」を資産として所有する経験をしました。住宅を個人の資産として所有するようになってからの歴史は比較的新しく、住まいを資産として捉える意識が形成されてきたことも、モンゴルの住宅事情を考えるうえでの特徴の一つと言えます。

首都への人口集中と住宅不足

民主化後、地方からウランバートルへの人口流入が進み、現在では国民のおよそ半数が首都圏に暮らしています。一方で、道路や上下水道、暖房設備などのインフラが整った良質な住宅の供給は、人口の増加に追いついていません。ウランバートル市の新築住宅価格は前年同期比約11.9%上昇(モンゴル国家統計委員会)しており、直近数年は二桁の上昇が続いています。

1-2. 10年以上にわたるTECRAのモンゴルでの実績

こうした市場の可能性にいち早く着目したのがTECRAです。TECRAは内装業から始まり、建設業、不動産開発へと事業を広げてきました。海外ではモンゴルを中心とする中央アジアで、オフィスビルやレジデンスの施工を手がけてきました。

2021年にスタートしたTECROWDも、当初はモンゴル案件を中心にファンドを組成してきました。

  • 1号ファンド「Hoimor office」:ウランバートル中心部に建つ地上18階建てのスマートオフィスビル。TECRAが工事を監修し、2017年に竣工しました。
  • 2〜7号ファンド「Ambassador Residence」:日本大使館にもほど近い高級レジデンス。日本基準の品質が評価され、2020年のForbes Property Awards(モンゴル)で最優秀賞を受賞しました。

※上記ファンドはすべて予定通り償還済です。

過去プロジェクト写真
画像左:Hoimor office  画像右:Ambassador Residence

2. エデルモンテ・プロジェクトについて

2-1. プロジェクト概要とスキーム

概要

エデルモンテは、ウランバートル市中心部から車で約30分の場所にある、約15ヘクタールの土地を開発する郊外型レジデンスプロジェクトです。開発は三期に分けて進めています。

  • 第一期:戸建住宅エリア
  • 第二期:タウンハウス・マンション(現地では「アパート」と呼ばれる)エリア
  • 第三期:その他施設エリア

主なターゲットは富裕層で、第二期のタウンハウスとマンションは、中上位層のファミリー層を想定しています。

今回の104号ファンドでは、第二期のマンションC棟を対象とします。現地デベロッパーから建築中の物件を取得し、竣工後に同社へ売却して元本償還および配当を行うスキームです。ファンド償還後、現地デベロッパーが物件を現地の居住者へ販売します。

なお、いずれのファンドも、取引はすべて円建てで行い、為替リスクをヘッジしています。

エデルモンテ・プロジェクト全体イメージ
なぜ「郊外」なのか――都心と自然、モンゴル流二つの暮らし方

日本では、郊外の住宅や別荘は「週末に自然を楽しむ場所」と捉えられることが多いと思います。一方、モンゴルでは、自然との距離の近さが住まいを選ぶうえで大きな意味を持っています。

モンゴルの人々は、もともと草原で家畜とともに暮らしてきた遊牧文化を持っています。都市で暮らすようになった今も、夏のあいだは郊外のセカンドハウスで過ごす家庭が多く、ウランバートル近郊の森や川沿いには、そうした夏用の住まいが立ち並んでいます。

また、ウランバートルでは冬季の石炭暖房による大気汚染が社会課題になっています。
そのため、富裕層を中心に「平日は都心、週末は郊外」あるいは「郊外に住み、必要に応じて都心へ通う」といった暮らし方も見られます。
都心へのアクセスと豊かな自然を両立するエデルモンテの立地は、こうしたニーズに応えるものです。

2-2. 周辺プロジェクトが示す住宅需要

エデルモンテの周辺は、高級住宅・別荘地として開発が進んでいるエリアです。

車で約5分の場所には「ASEM Village」があります。2016年の第11回アジア欧州会議(ASEMサミット)に合わせて整備された高級宿泊施設で、サミット後は高級住宅地として販売されました。

このほか、周辺には以下のような郊外型住宅・別荘プロジェクトがあります。いずれも現地でAグレードとされる高級物件で、現在も開発が続いています。

周辺プロジェクトの分布イメージ
エデルモンテ周辺プロジェクトの分布イメージ

  プロジェクト名 工事状況 販売価格(㎡単価)
1 Stars Land Future Villa ― ―
2 Forest Island Villa 2026年12月竣工予定 約55.6万円
3 Chuluut Sky Villa 2025年竣工 約43.0万円
4 Santo sky family resort and villa ― ―

周辺でこのような複数の住宅・別荘プロジェクトが開発され、実際に住宅地が形成されていることからも、このエリアに一定の住宅需要があることがうかがえます。

周辺プロジェクトの一部の現況写真
周辺プロジェクト Chuluut Sky Villaの現地写真(2026年8月時点)

2-3. 最近の現場写真と反響

工事の進捗(2026年10月時点)

プロジェクト全体の建築工事は順調に進んでおります。

また、現地デベロッパーはすでに居住者向けの販売活動を開始しています。
同社からの報告によると、基礎工事の段階から問い合わせが多数寄せられており、2026年10月現在、戸建、タウンハウス、マンション合わせて18棟(部屋)の予約が入っているとのことです。

最新の工事の様子は、98号ファンドの現場レポートで詳しくご紹介しています。

現場レポートはこちら

エデルモンテ・プロジェクトの現況写真(2026年9月時点)
プロジェクト全体の現地状況 写真手前が建築中のマンション(2026年9月時点)

おわりに

モンゴルでは、経済成長やウランバートルへの人口集中を背景に、住宅需要が大きく高まっています。
TECRAは10年以上にわたりモンゴルで事業を展開し、オフィスビルやレジデンスの施工に関わってきました。
エデルモンテ・プロジェクトは、このような経験を生かして取り組む、郊外型レジデンス開発です。

今後も現場レポートなどを通じて、プロジェクトの進捗を定期的にお届けしていきます。

※ファンドへの出資にあたっては、契約成立前書面等を必ずご確認ください。記載の利回り・スケジュール等は予定であり、元本および配当を保証するものではありません。

TECROWD104号ファンドの詳細はこちら

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タグ : TECROWD104号ファンド エデルモンテ 不動産クラウドファンディング 現場レポート
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