賢くお金を増やす方法とは? すぐに始められて効果的な増やし方を紹介
2023.12.28不動産クラウドファンディングお金を増やす3つの方法とは?
お金を増やすための方法には、以下の3つがあります。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 投資でお金を増やす
これらの方法のうち、自分に合うものを組み合わせていくと、より大きな効果を期待できるでしょう。
収入を増やす方法
お金を増やすには、まず、元手になる収入を増やす必要があります。ここでは、収入を増やす方法を紹介します。
副業でお金を稼ぐ
現在の仕事(本業)をしながら空いた時間に副業をすることで、プラスアルファの収入を得られます。副業にはアルバイトやクラウドソーシング等でのスキルを活かしたものまで、さまざまな種類があります。副業は本業での身分や収入を確保しつつ、やり方によっては収入やビジネスを拡大できる点がメリットです。2018年に厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を公表し、副業を認める企業が増えました。副業に取り組むなら、本業に支障を来さない、勤務先に損失を与えないなどの点に注意しましょう。
現在の勤務先でキャリアアップを目指す
現在の勤務先の人事評価制度に沿ってキャリアアップし、給料を上げる努力をしましょう。業務の実績で目に見える成果を上げたり、資格取得でスキルを伸ばしたりすることで、役職も上がることが見込めます。役職が上がっても給料がそれほど増えないとしても、スキルアップによって自身の市場価値を上げることはプラスになるでしょう。
より待遇のよい会社へ転職する
社会的にニーズのあるスキルや実務経験のある人であれば、より待遇のよい会社への転職も収入を増やす選択肢の1つです。優秀な人材を求めて、好条件で受け入れてくれる成長企業もあります。現在の勤務先で収入アップが期待できない場合、転職を検討してもよいでしょう。
起業する
大きく収入を増やしたい場合、起業も視野に入るでしょう。会社員ではいくら役職が上がっても、得られる収入には限界があります。しかし、起業して事業が軌道に乗れば、会社員には得られない収入を得る可能性もあります。ただし、難易度は副業や転職などよりずっと高く、安易に目指すのはおすすめできません。
支出を減らす方法
支出を減らし、お金を多く残す方法を紹介します。
先取り貯蓄を実践する
先取り貯蓄とは収入が入ったら決まった金額を貯蓄に回し、残りの金額で生活するという方法です。使えるお金が限られるため、支出の削減が自然にできるようになります。残ったお金を貯蓄しようとして上手くいかない人は、取り入れてみるとよいでしょう。
使っていない月額課金サービスを解約する
使っていない、または利用頻度の低い月額課金サービスは解約しましょう。月額課金サービスとは動画配信サービスや音楽配信サービスなど、毎月一定の料金を支払って利用するサービスのことです。それぞれの費用は少額でも、使わなければムダな支出になります。インターネットを使えば解約や再契約も簡単にできるものが多いので、使わない時期があればこまめに解約するなど、自分が本当に必要なサービスだけ厳選して契約するようにしましょう。
ムダな保険を見直す
保険は定期的に見直し、ムダな保険料を支払わないようにしましょう。たとえば、マイホームを購入して住宅ローンを組むと、団体信用生命保険に加入します。すると、世帯主が死亡した場合でも、家族は住む家のことを心配する必要がなくなります。その分、世帯主が加入している死亡保障を減らせるわけです。このような状況の変化に合わせて、保険の内容や金額を見直しましょう。
ふるさと納税を活用する
ふるさと納税は自分で選んだ自治体に対して寄附した場合に、寄附額のうち2,000円を超える部分について所得税と住民税の控除を受けられる制度です。寄附先からは地域の特産品などの返礼品をもらえます。ふるさと納税には節税のメリットはなく、実質2,000円の負担で返礼品を受け取れる点が経済的な利益です。ふるさと納税を活用して米や肉などを返礼品でもらうと、節約になります。
投資でお金を増やす方法
収入を増やし、支出を減らして残った手元資金は、投資で増やしていきましょう。ここでは、おすすめの投資法を紹介します。
不動産クラウドファンディング
不動産クラウドファンディングとは、複数の投資家から集めたお金で事業者が不動産を運用し、収益を投資家に分配する仕組みの投資です。
自分で不動産を取得する場合、最低でも数百万円の資金が必要なだけでなく、賃貸事業の管理や運営に知識や労力が必要です。しかし、不動産クラウドファンディングは少額からでも投資できる案件があり、不動産投資の実務は事業者に任せられる点もメリットになります。そのため、最近では多くの案件が募集後すぐに売り切れてしまうほど、人気の高い投資です。
案件は居住用の物件を扱うケースが多く、収益の見通しが立てやすいことから、比較的リスクは低めといえます。ただし、元本は保証されていないので、事業者や案件の信頼性を見極めて投資するようにしましょう。
新NISA
NISA(少額投資非課税制度)とは、投資の収益に対して税金がかからない制度です。2024年からはNISAは抜本的に拡充されます。新NISAのポイントは、以下のとおりです。
- 期間限定だった制度の恒久化
- 非課税期間の無期限化
- つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能になる
- 年間投資枠の引き上げ(つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円、合計360万円)
- 非課税保有限度額1,800万円の新設(うち、成長投資枠は1,200万円まで)
- 資産売却後の空き枠の再利用が可能に
新NISAでは、従来よりも柔軟に株や投資信託での非課税投資ができるようになります。
iDeCo
iDeCo(個人型確定拠出年金)は公的年金の上乗せの制度で、掛金を自分で運用します。iDeCoには以下の3つの税制上のメリットがあります。
- 掛金が全額所得控除の対象になる
- 運用益は非課税で再投資される
- 受け取り時も所得控除が適用される
iDeCoの税制優遇は他の投資にはないメリットですが、60歳まで引き出せない点には注意が必要です。
株式投資
株式投資とは企業の発行する株式を買って、配当金や売却益を得る投資です。株式投資は短期間で値上がり益を狙うだけでなく、高配当銘柄を長期保有するような投資法もあります。上場株式はNISA口座で買えるため、NISAを活用すれば非課税で投資できます。ただし、複数の銘柄に分散投資するには、まとまった資金が必要になる場合もあります。
外貨預金
外貨預金とは、円ではなく米ドルのような外国の通貨(外貨)で預金をすることです。円に比べて金利が高く、為替変動による利益も期待できます。外貨預金は外貨ベースで元本割れするリスクはありませんが、円預金と違い、預金保険制度の対象外です。金利や為替手数料は銀行によって異なるため、条件のよい銀行を選びましょう。
お金を増やすポイント
最後に、着実にお金を増やすためのポイントを解説します。
貯蓄の目的や目標を決める
お金を増やすには、まず貯蓄の目的や目標を決めることが大切です。たとえば、「5年間で500万円、マイホームの頭金を準備する」のような具体的なものです。目的や目標が明確になれば、目的外のことお金を使ってしまうリスクが減り、成果も現れやすくなります。反対に目的も目標もなければ貯蓄に意義を見いだせず、目先の欲しいものを手に入れることを優先してしまう人もいるでしょう。まずは目標設定から始めましょう。
節税を心がける
節税を心がけることもお金を増やすポイントです。運用成績は確実ではありませんが、節税効果は必ず得られるからです。株や投資信託に投資するなら上限まではNISAで、老後資金はなるべくiDeCoで準備するなどの積み重ねが、長期では大きな効果につながります
無理をしない
お金を増やしたいからと、必要な生活費まで貯蓄に回すような無理はしないようにしましょう。特に投資は余裕資金の範囲で行うことが大切です。家計を見直し、生活に支障がない投資額を見極めます。利益が出そうな投資のために、借金をするようなことは避けましょう。
TECROWD運営事務局
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