2021/06/30

東証REIT指数連動型インデックスファンドとは?特徴と注目の銘柄を3つ紹介

不動産投資に興味のある方ならよく耳にするREIT(リート)ですが、どんな投資か分からない人も多いはずです。

「REITが流行っているみたいだけど、実際儲かるの?」

「東証REIT指数という言葉は知っているけれど、中身はよく知らない」

「東証REIT指数連動型インデックスファンドの魅力って何?」

こんな疑問をお持ちではないでしょうか。

東証REIT指数について理解できていななければ、REITを始めるのが怖いという人もいるでしょう。

結論からいうと、東証REIT指数連動型インデックスファンドは、投資初心者におすすめです。

本記事では、東証REIT指数連動型インデックスファンドの特徴と注目の銘柄を紹介します。

REIT(リート)、東証REIT指数の基本知識

まずは、REITとはなにか紹介します。

REIT(リート)とは

REITとは「不動産投資信託」を指すReal Estate Investment Trust の略称で、投資者から集めたお金で複数の不動産に投資し、賃料収入や売却益から利益を得ます。
資金の運用はプロ(ファンド)に任せているので、出資者がどの不動産に投資するか考える必要はありません。

東証REIT指数とは

東証REIT指数とは、東京証券取引所に上場している全REIT銘柄を対象にした時価総額荷重型の株価指数のことです。
日本のREIT市場を把握するために使われ、多くの東証REIT指数連動型インデックスファンドが東証REIT指数の動きに近い動きを目指して運用されています。

東証REIT指数連動型インデックスファンドについて理解するうえで、「REIT」と「東証REIT指数」の2つの言葉はしっかりその意味をおさえておきましょう。

東証REIT指数連動型インデックスファンドをおすすめする人

自分が本当にREITを買うべきなのか迷っている人も多いはずですので、
東証REIT指数連動型インデックスファンドが向いている人の特徴を3つ紹介します。

上場株式の配当金では物足りない人

東証REIT連動インデックスファンドは、配当金が目当てで投資する人にピッタリといえます。
なぜなら、配当金の割合が株と比べて大きい傾向にあるからです。
株は企業に法人税が課された後、利益の一部が配当金として支払われます。
一方、REITは収益の90%以上を投資家に還元した場合、法人税は課されません。
そのためREITは、法人税のコストに着目すると株より高い分配金がもらえる可能性が高い仕組みになっています。

東証REIT指数連動型インデックスファンドは、毎年安定した分配金が欲しい人に向いているでしょう。

少額で不動産投資をしたい人

東証REIT指数連動型インデックスファンドは、低リスクで不動産投資をしたい人にもおすすめです。

最低買い付け額が10~20万円のファンドが多く、2万円台から買える銘柄もあります。

一般的な不動産投資なら、数百万円の自己資金が必要だったり、数千万のローンを組まなければいけません。
東証REIT連動インデックスファンドは、リスクを抑えて避けて少額で不動産投資を始めたい人と相性がいいです。

長期的に資産運用をしたい人

長期で資産運用をしたい人にも向いています。

東証REIT指数連動型インデックスファンドの主な収益が賃料収入だからです。

賃料収入は景気の影響を遅れて反映する傾向にあります。

景気の変動にかかわらずコツコツと積み上げていけば、大きな資産になるでしょう。

堅実に資産を増やしたい人におすすめです。

東証REIT指数連動型インデックスファンドの銘柄3選

前述のとおり、東証REIT指数連動型インデックスファンドは、安定的に資産を運用したい人にはメリットのある投資です。

とはいえ、どの銘柄を買えばいいか分からない人も多いですよね。

そこで数あるファンドから、知名度と運用実績から注目の銘柄を3つ紹介します。

ぜひ参考にしてください。

ダイワ上場投信-東証REIT指数

ダイワ上場投信-東証REIT指数は、大和アセットマネジメントが管理している銘柄です。

大きな特徴は、最低買い付け額が低いという点で、10口から購入できます。

基準価格が1,500円/口~2,500円/口で推移しているので、最低買い付け額は10,000円~25,000円程度です。

必要資金が3万円以下で済むのは、ダイワ上場投信ー東証REIT指数のメリットといえるでしょう。

売買単位 10口
基準価格 1,000円~2,500円
信託報酬 0.1705%
分配金利回り 3.30%
(2021年4月26日現在)

(引用:東証マネ部

NEXT FUNDDS 東証REIT指数連動型上場投信

NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用している銘柄です。

2008年から上場し、約13年の運用実績を誇ります。

最低購入単位も10口からと小額投資も可能です。

NEXT FUNDDS 東証REIT指数連動型上場投信は、長い運用実績があるので安心して利用できるでしょう。

売買単位 10口
基準価格 1,600円~2,400円
信託報酬 0.1705%
分配金利回り 3.19%
(2021年4月26日現在)

(引用:東証マネ部

MAXIS Jリート上場投信

MAXIS Jリート上場投信は、UFJグループ傘下の三菱UFJ国際投信が管理しているREIT銘柄です。

大きな特徴は、乖離(かいり)率の低さがあげられます。

乖離率とは、基準価格とベンチマーク(ここでは東証REIT指数)の値動きがどれだけ離れているかを表す値のことです。

乖離率が低いほど、ベンチマークに忠実に運用されているといえます。

MAXIS Jリート上場投信は、2020年4月から1年間、乖離率が2.5%を上回ったことはありませんでした。

東証REIT指数に忠実に運用したい人に適しているでしょう。

売買単位 10口
基準価格 1,500円~2,400円
信託報酬 0.275%
分配金利回り 3.20%
(2021年4月26日現在)

(引用:東証マネ部

東証REIT指数連動型インデックスファンドの注意点

東証REIT指数連動型インデックスファンドは、メリットが多い投資信託ですが、、他の投資と同じくリスクもあります。

ここでは、東証REIT指数連動型インデックスファンドの注意点を3つ解説します。

価格変動が比較的大きい

東証REIT指数連動のインデックスファンドは、
証券市場で取引されているため市場の影響をダイレクトに受け、一般的な不動産投資と比べて価格変動が大きいです。

対策として、海外REITやS&P500など他の銘柄も買ってリスクを分散させるといいでしょう。

天災の影響を受けやすい

東証REIT指数連動型インデックスファンドは、天災の影響が大きいことに注意しなければいけません。

理由として、天災によって不動産が被害を受け、賃料収入がなくなる可能性があります。

日本は特に、地震や台風などで被災するリスクが大きいです。

対策として、海外REITも合わせて買うといいでしょう。

運営元が倒産する可能性にも注意する必要がある。

ファンドが倒産したら、上場は廃止です。

もちろん運用もできないので、投資したお金は出資者に返金されます。

そして、REITも投資なので満額返金される保証はありません。

ファンドの経営不振で運用できないリスクがデメリットといえます。

まとめ:東証REIT指数連動のインデックスファンドは、高い配分と安定した利回りが魅力

上記を知ると、物件の大まかな資産価値や運営していくことで得られる収入の計算ができます。

これまでの状況と、現在の運営状況もすぐ分かるように情報開示が詳細に行われているかチェックしましょう。

投資先の種類の多さ

REITは、安定した利回りが期待できる点が魅力的です。

証券市場で自由に売買ができますが、売るときに所有権の移転などの手続きが多く、現金化するまでに手間がかかりるデメリットもあります。

とはいえ、REITは好きなときに換金できる点がメリットなので、ぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

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